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zoom RSS 巨星落つ・・・ 小松左京氏 死去

<<   作成日時 : 2011/07/29 11:09   >>

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まさしく日本SF界の巨星だった

10代前半から現在に至るまで氏の作品の半分以上は読んだと思う
特に多感だった中学から高校にかけては、SFだけではなく、あらゆるジャンルの小松作品をむさぼるように読んだものだった
それまで苦手でしょうがなかった読書に親しみ、楽しみながら学ぶきっかけをつくってくれた





今、各著作品のタイトルを見ただけでそれぞれのストーリーが頭に浮かぶ・・・

「地には平和を」でパラレルワールドを知り興味を深めた
「果てしなき流れのはてに」では壮大すぎるスケールに息を呑んだ
「明日の明日の夢のはて」で歴史にのまれる死生観みたいなものを感じた

「復活の日」「結晶星団」「氷の下の暗い顔」「ウィンク」「順送り」「彼方へ」「青ひげと鬼」「手おくれ」「HE・BEA計画」「見知らぬ明日」「宇宙に嫁ぐ」・・・本格SFの醍醐味を堪能した

「お茶漬けの味」「ホクサイの世界」「仁科氏の装置」「木静かならんと欲すれば」「地球になった男」・・・小松作品の奥底に流れる優しさに心なごんだ

「日本アパッチ族」「召集令状」「少女を憎む」・・・自分が生まれる前の日本に理解が深まった

「牛の首」「怨霊の国」「くだんのはは」「兇暴な口」「闇の中の子供」「保護鳥」「霧が晴れた時」「安置所の碁打ち」「骨」・・・ヘタなホラー映画よりもこわかった

「ある生き物の記録」「長生きの秘訣」「時魔人」「物体O」「落ちてきた男」「模型の時代」「第二日本国誕生」「サマジイ革命」「炬燵の中の月」「ぬすまれた味」「ヤクトピア」「黄色いねずみ」・・・奥深すぎる見識に裏打ちされた奇想天外な発想の連続に夢中になった

「本邦東西朝縁起覚書」「比丘尼の死」「竜虎抱擁」「最後の隠密」「邪馬台国騒動」・・・歴史とSFの絡みに新世界を見た気がした

「日本沈没」は地理の授業よりもわかりやすく教えてくれた・・・


以上抜粋(書ききれない)


日本人、いや人類全体にとって、偉大な先駆者の功績はあまりにも巨大で、そしてその訃報はあまりに悲しい

私にとって、小松氏は筒井康隆氏と双璧を成す、いわば読書の先生だった
東日本大震災に際しても氏は「日本人ならば必ずできる」と
復興を信じていたという


謹んでご冥福を申し上げます
合掌


空蝉


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