わが心のアンチヒーローたち 其の二十一 雅様 

本コーナー21回目にしてはじめて現役の方をお迎えしました
一見オシャレでイケメンのこの方は
(みやび)様
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決して「マサさま」と読んではいけない。トミーズかっw

松本光司先生作、彼岸島における吸血鬼一族のお頭
推定年齢150歳以上(お若く見えますw)
今年の初めに映画化されたのでご存知の方も多いと思います(私は映画は観ておりませんが・・・)

戦前まで、人知れず彼岸島で人間の島民と平和共存していた吸血鬼族だが
雅様は族中唯一の白髪だった為、アルビノとして差別され、人間はおろか同族までをも強烈に嫌悪しグレてしまうw
太平洋戦争中、吸血鬼族の生物兵器としての軍事利用を目論んだ帝国陸軍の凄惨な生体実験によって不死身となった雅様
同時に、恐怖の伝染性吸血鬼ウィルスが誕生してしまう

五十嵐軍医開発の501ワクチンによって、一時的に弱ったところを、冷凍室に封印されていたが、主人公のお兄さんが知らずに封印を解いてしまい復活
島民の大半を吸血鬼化し支配
主人公はじめ感染を免れた人間達のレジスタンスに対し、圧倒的な戦力で容赦なく潰しにかかる
ちなみにいつもタキシードを着用w
が姓なのか名なのか、はたまた敬称なのか俳号なのかは不明ですw

とまあ、こんな方なんですがほんとうに不死身です
斬りられても撃たれても平気な顔してる
猟銃でハチの巣みたいにされても、受けた銃弾を口から散弾銃みたいに発射して攻撃
高い崖から落ちて傷ひとつ付かず
斬首されても胴体が首を胸に埋め込み、後から生えてくる能力は、死霊のしたたりというB級スプラッターを彷彿させる
サイコジャックで吸血鬼や人間を自由自在にあやつる事ができるが、それをHなことや下品なことやセコいことに使わないのはさすがお頭w
鉄扇を常時携帯。雅様の幽玄な鉄扇舞に酔いしれる吸血鬼多し(これウソw)

現在は、伝染性吸血鬼ウィルスを伝播させる力を持つ蚊を開発中
日本全国にパンデミックさせ、全国民ひいては全人類吸血鬼化計画という壮大な計画をお持ちの方です


過去にも、雅様並の荒唐無稽なモンスターは多数いたと思います
しかし、雅様や吸血鬼たちの血走った赤い眼に、人間の及ばない生命力そして彼等の呪われた禍々しい運命を力強く表現する松本先生の腕前は素晴らしい

吸血鬼にとらわれた人間達は全裸で吸血椅子に縛り付けられ死ぬまで血を吸われ続けられるのですが、まあこの描写が猟奇的なことこのうえない
人間の血を断たれた吸血鬼は、邪鬼(おに)という怪物になってしまうので彼等はそれをひどく恐れています
この邪鬼も数多く登場するのですが、複数のバリエーションがあってみんなどことなくキモかわゆくてコミカルw
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左上のマリ子さんは、ドルゲ魔人のヒャクメルゲに似てるw


アラフォーに至っても、毎週ヤンマガで読ませてもらっていますw
作品の性質上なかなかカラーページに(多分真っ赤)できないのが惜しいところ



まるで雅様のためにあつらえたが如きコラボ曲

♪神々の姿に似てるが人間の中にゃ穢れた赤い血がたんまり詰まってる
このサビ好きです

最後の
世の中の生き物を全て吸血鬼にしてしまったらこの世に赤い血が無くなり飢え死にだ!
と真面目に歌うオチもよかったw


第7大経典(別名殺人経典)恐怖のレストランに収録
前経典まで、活動開始当初のイメージ払拭を狙ったのか、意外性と実験性に取り組んできた彼等が
悪魔本来の魔力、そして積み重ねたキャリアと実績を武器に、あえて原点回帰を目指した、悪魔的世界観を前面に押し出した、世界音楽史上最も重く暗い大教典だった
「今回は思い切りバカなもの作ろうと思った」というデーモン閣下の御発言に、その真意が見て取れます

しかしダミアン浜田殿下作品群に見られる
その発想が壮大かつ深すぎるゆえの、笑ってしまうほどの奥深さとは異なる非常にキマジメなホラー・スプラッターHRと言えます


空蝉






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